テラフォーマーズ ネタバレ感想

(10)TOWER OF GRAY TECHNOLOGY 技術の塔

一警護の染矢龍大が一人で守る、東京タワー展望台の管制室前。

侵入者は洋服やクマの着ぐるみで扮装したテラフォーマー2体。

洋服で人間に扮した1匹を展望台(地上1200m)から蹴りだした後、残るクマのきぐるみに相対した染矢だったが。

ヒグマ型テラフォーマー

分厚い強化ガラスをぶち破ってテラフォーマーを屋外へ放り出すほどの筋力を持つ染矢であったが、拳撃でクマの毛皮を打ちぬくことができずにいた。

彼は悟る。これはクマのきぐるみではなく、生身の「ヒグマ型テラフォーマー」なのだと。

従来の能力持ちテラフォーマーはベースとなるゴキブリ人間の上にゴテゴテと特殊なパーツがくっついているようなデザインがほとんどであったが、今回は見た目がちょっと目つきの危ないクマにしか見えず、これが外で暴れていても凶暴なクマによる獣害事件にしかならないだろう。

となると初期対応がU-NASAや一警護ではなくノーマルの警察に任される可能性があり、被害が大きくなるかもしれない。そう考えると割りとタチの悪いタイプであるとも言える。

クマ型テラフォーマーの爪攻撃を警棒で受け止める染矢であったが、踏ん張った足場が展望台特有のガラス張りになっており、軽々と突き破って落下。ちなみに現在のスカイツリーにも3畳くらいのガラス床があり、乗ると怖い。

悲鳴を上げながら落下する染矢を一瞥すると、クマ型は踵を返し管制室へ侵入。大きな爪で器用にパスコードを入力しドアロックを開放すると、中にいた職員を絞殺。電子機器を破壊するパルスグレネードを設置して退室といった具合で、図体の割りにかなり器用な印象を受ける。奇しくも現在テレビアニメ放送中の「くまみこ」に登場するデジタルガジェット好きのヒグマ、熊井ナツのようである。

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やれやれどっこいしょと言わんばかりの風情で帰ろうとしたクマ型の背後から染矢が声をかけた。東京タワーの上空にはツバメ型能力を持つ三条加奈子が飛翔しているため、彼女がサポートに当たっており落下する染矢を救出したものと思われる。

先程までの余裕ある態度とは異なり、薬を使い怒りに表情をこわばらせた染矢は拳のラッシュでクマ型をボッコボコにするとそのまま通路の内壁をぶち破り地面まで落下させる。このパターンばっかりだな。この時、染矢は自らの口で人為変態を宣言したが、外見上の大きな変化は見られず、その特性も未詳である。

染矢は見事に2体のテラフォーマーを退けて勝利宣言。他のランキングメンバーたちも難なく戦闘を終えているようだ。

まずはテラフォーマー日本占領作戦の第一波をしのいだ一警護。奴らの次の一手は?

つづく

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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