テラフォーマーズ ネタバレ感想

(121)PLANARIA 虐待動物

今号のまとめ エヴァ・フロストが生きている理由=巨乳だったから

おわり

プラナリアとデンキウナギの融合

マーズランキング100位の彼女が手術ベースとしていた生物はプラナリア。

戦闘能力は皆無だが、全身に幹細胞を持ち驚異的な再生能力を有する。生命の神秘としてよく実験対象になっている生物だ。

実験の詳細は割愛するが、どれだけ細切れに切断しても死なずに分裂して増えること、脳がなくても記憶を継承できることなどが特筆される。

 

アドルフが自爆したあの時、エヴァも確かに爆風に巻き込まれて肉体はバラバラに千切れ飛んだ。

だが彼女の胸部を覆っていた分厚い脂肪(おっぱい)が心臓を守り、そこを基点に全身が…脳や記憶までもが再生していたのだ! (その様子について割とグロい描写がされていて、筆者は軽く引いた)

人ひとりの肉体を構成するだけの栄養をどこから補給したのか? と思ったらアドルフの遺体を吸収していたらしく、そこからデンキウナギの能力までも取り込むことに成功している。エヴァの片目の色が違っているのはそのためで、今の左目はアドルフ由来だ。

 

デンキウナギの能力は「放電する際に自分自身も感電する」という弱点がある。本来のデンキウナギは分厚い脂肪でそのダメージを防いでいるものの、アドルフは大きく裂けた口元の皮膚からもわかるように直接そのダメージを体に負ってしまう。それゆえアースを埋め込んで対策していたが、エヴァにはその装備がない。

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ではエヴァが電撃を放つと大火傷をするが、プラナリアの再生能力で無理やり治していた。能力を使う度に感電し、火傷で激痛が走る。それでも彼女はテラフォーマーの群れに向かって雷槌を落とし続ける。九頭竜からの熱線攻撃にも怯まず、顔の半分を吹き飛ばされても瞬時に再生。もはや反則と言って良いだろう。

不死身の再生能力を持つデミヒューマンの戦いを描いた「亜人」という作品があるが、肉体の犠牲を顧みない場合の戦術バリエーションはこんなにも広がるのかと驚かされる。

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↑「亜人」より。自身が不死身ならそれを利用した戦術は色々ある。相手が殺しても死なない場合、既存のマニュアルでは対応できない。もっとも本能的に戦うテラフォーマーたちには効果が薄いだろうが…。

 

エヴァが再生するための質量をどこから持ってくるのか、などという無粋な疑問はもちろん抱いてはいけない。ここは未来の火星だ。我々の常識は通用しない。多分あとで肉でも食えば足りるのだろう。テラフォーマーの死体でよければそこら中に転がっているはずだ。

エヴァが真っ二つになってしまった場合、それぞれが肉体と記憶を再生させて「エヴァ量産機」が生まれてしまうはず。意図的に使えば爆(バオ)のクローニングのような使い方が低コストで実現できそうだ。2位の能力を持ったエヴァが「アクメツ」のように一人一殺を掲げて自爆特攻すれば、それを防ぐには強固な防壁がなくてはならないだろう。爆ももっと数を揃えてから物量で押し包めばよかったのにと思う。

 

脱出機に乗り込み逃走を試みる面々。九頭龍が放った攻撃をエヴァが電磁バリアで反らし、そのまま逃げ去ることに成功。バーサク燈の「飛ぶ斬撃」でアームとウィングを失っていた九頭竜は姿勢制御がうまくできず、追撃がままならない。爆将軍の提案でひとまず着陸し、1号機に積まれたサンプルを回収することにする。

走る車上で、(残念なことに服を着てしまった)エヴァはミッシェルの体に電位が見えるという。

また電気ショックで蘇生か? つづく

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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