テラフォーマーズ ネタバレ感想

(138)FALLING OF HYDRA 落城

火星上空6000m、爆とアシモフの一騎打ちが続く。

薬の連続使用により種の限界を超えて変態するアシモフ。個体として目立った戦闘能力がない爆将軍はどう出るのか…?

決着

爆は中国武術お決まりの発勁により、アシモフの硬い甲殻を無効化して「中」に直接ダメージを与える戦法を採用。人体の70%は水分であり、それを揺らせば表面の装甲は意味を成さない。

が、アシモフの甲殻はあまりに分厚すぎた。ヒトの発揮できる力ではいかんともしがたい、圧倒的な質量をまとった軍神の姿に、爆はダムの外壁を殴っているように錯覚する。

ああ、これが刃牙の世界なら…!

筆者は嘆息せずにおれない。爆将軍がもし範馬勇次郎や烈海王だったなら、多分ダムだろうが原子力空母だろうが手刀でこじ開け、息つくまもなく灰燼に帰すことができただろう。だが哀れ、爆はこのトンデモ物理法則が支配するテラフォーマーの世界にあってもコンクリートの壁ひとつ割ることができない、あまりに普通のヒトであった。

アシモフの胸殻へ二発、拳を撃ち込んだ爆。次の瞬間、彼の首は九頭龍の艦内をラグビーボールの如く舞った。予想外の事態に狼狽するカイ将軍をよそに、アシモフは九頭龍の床材を大きく剥がしたかと思うと、それを盾に残る兵士たちを壁に追い詰める。

ファイナルファンタジーシリーズに登場した敵キャラ・デモンズウォールのようにジリジリと迫る巨大な壁。逃げ場のない中国兵たちはそのまま壁と壁に挟まれ、断末魔を上げることさえなく…。

悠然と九頭龍のコントロールパネルへ歩を進めるアシモフ。装置をためらうことなく叩き壊し、緊急警報が鳴り響く。

カイ将軍は緊急排出用のハッチを開きアシモフを艦外へ放り出すことに成功するが、ミッシェルも後を追って空中へ飛び出してしまう。ここは高度6000m、さて二人はどうやって助かるのだろうか…?

つづく。

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突如消失した床と、滞空したあとストンと落ちていくアシモフ。トムとジェリーじゃないんだから…w

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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