テラフォーマーズ ネタバレ感想

(149)CALL OUT MY NAME 炎の男たち

火星到着初日を彷彿させる、テラフォーマー軍のロケット燃料を用いた焼夷攻撃。

アネックスクルーは非戦闘員を先頭に謎の救命ポッドへ乗り込んだものの、定員オーバーで依然戦場に踏みとどまるメンバーも多い。

ガッチリと何重もの円陣を組み、マルコスらを遠巻きに囲むテラフォーマーの群れ。

レガース装着の個体は足元の穴へ退避し岩盤で蓋をした。

まもなくここへ燃料爆弾の雨が降り注ぐ。人類側にそれを撃ち落とす戦力はない。

テラフォーマーたちの知性は、すでにヒトを罠にかけ絶望させるまでに至っていた。

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散発的で無軌道に見えたテラフォーマーの襲撃は全てここへ向けた作戦であり、マルコスたちを着弾地点へ誘い込む布石だったのだ。

使用済みの人工衛星を管制システムもなしにどうやって打ち上げどのように制御しているのかは全く持って謎だが、今のところ読者に与えられた情報では「ゴキブリすげえ」の一言で納得する以外にない。テラフォーマーに捕らえられたエンジニアが脅されて協力しているといった程度でもいいので、なんらかの説明が欲しいところなのだが…。

それはさておき、上空から飛来する3つの物体を為す術なく睨めあげるマルコス。

爆弾と化した人工衛星は正確に彼らの元へ落着し、巨大な火の玉を吹き上げる。

火勢が弱まり、ふたたび大地が姿を表したとき、そこに立っている者は皆無であった。

「・・・じょうじ」

穴から這い出ては「やれやれ、肩の荷が降りた」とでも言いたげに、体についた礫を払うレガース個体。

彼の次なるビジョンはアネックス本艦だ。地球へ向けて打ち上げるとでも言うのだろうか。

反撃

歩み去ろうとしたその瞬間、お約束と言わんばかりに地面の穴から無傷で飛び出すメンバーたち。

これまたお約束感たっぷりに、「何っ!?」という表情で振り返るレガース個体。助演男優賞モノである。

穴を掘ったのは死んだと思ったセルゲイであった。男塾のDNAをしっかりと現代に受け継いだ作品と言えよう。

セルゲイが穴を掘り、竜一とアナスタシアが糸で絡め、イワンが薬液で慶次をドーピングし、マルコスが慶次の体躯を支える。

全員が連携し、鬼塚慶次のシャコパンチ(左ストレート)がレガース個体の胸に突き刺さった。

響き渡る轟音、苦悶を浮かべるテラフォーマー。

つづく。

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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