テラフォーマーズ ネタバレ感想

(140)『DROP-DEAD SRPINTERS 地獄にて人間』

火星の海に辿り着いたマルコスや慶次たちだったが、見渡す限り大地を埋め尽くすテラフォーマーの大群が行く手を遮る。

彼らは上空から飛来した流星を見て、声を上げて笑った。これを乗り越えれば帰れる。開き直りとも思える笑みを浮かべながら、各々は最後の薬を使って変態。テラフォーマーの群れを突っ切って救助艦が向かった方角を目指す。

あの夕日へ向かってダッシュだ・・・!

一見真面目なバトルと見せかけて劇画調ギャグ漫画という、「刃牙」と全く同じ路線に落ち着いたテラフォーマーズである。貴家先生、シリアスなギャグの追求に余念なし。そのうち刃牙SAGAのような外伝も登場することだろう。

それはいいが、救助艦はどの程度の戦力を持っているのだろうか。今眼前にいる敵を片付けてからでないと肝心の船を破壊される恐れがある。そこへ向かって駆け抜けるだけでいいのか・・・? レーザー兵器によるシールドでテラフォーマーを選択的に攻撃したりできるのだろうか。

オフィサーたち

九頭龍から脱出(墜落)した燈・ミッシェル・アシモフと、それを救助したエヴァ。彼らがたまたま着地したその地点はかつてバグズ1号が存在していた跡で、そこにはたまたま小町やジョセフ・劉 翊武が来ていたのだ!

軽く情報交換をして状況を整理。

救助艦からの通信によると海岸付近への着陸はまもなくの予定。合流を目指す必要があるが、凱(カイ)将軍以外のほとんどの乗員を失ってなお健在の九頭龍が上空から睨みを効かせる。

燈とミッシェルを付け狙い散々裏切り工作を行った劉はすでに戦意もなく協力ムード。アシモフは娘婿アレキサンダーを中国班に殺されているのだが特に言及もなく落ち着いている。

そもそも中国班の工作がなければほとんどの乗組員は死なずに済んだはずで、アネックス号が着陸前から多数の死傷者を出すこととなった一連の事件の引き金を引いたのは劉だ。それを誰も責めるわけでもなく「旧友との共同戦線」みたいなノリで許していいのか、という点には違和感が残る。

150521_01

歴代コミックスの表紙を再現するのはいいが、小町艦長ここで今変態する必要あります…?

150521_02

 

九頭龍の中では凱将軍が必死にノートPCをカチャカチャ叩いて艦の修理に勤しんでいる。足元には絶命した爆将軍の首が転がり、兵士たちもアシモフに皆殺しにされてしまった。兵器の殆どはコントロール不能、地球との通信もできず満身創痍、あとは玉砕くらいしか採れる手段がなさそうだ。

「フフ……まさか……アレを使うことになろうとはな……」

いや、最初から出せよw 半端でない噛ませ犬臭を漂わせつつ、つづく。

広告

週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

Return Top