テラフォーマーズ ネタバレ感想

(143)GONNA FLY NOW 羽化

変態後の鬼塚慶次は両腕が甲殻をまとって肥大化しており、それを彼のシンボルとして記憶している方も多いだろう。

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実はあの腕は生体組織ではなく、上位ランカーにのみ使用が許される専用武器の一種。「ガナフライナウ」と名づけられた超重量の手甲だ。はずすと地面に音を立ててめりこむほどの。

プロボクサーがリングに上がる時にグローブをはめることで、初めてボクシングが殺人ショーではなく競技スポーツとして成立するように、この手甲にはパンチの威力をセーブする機能があったようだ。

スポーツではなくサバイバルの現場において慶次がテラフォーマー相手に殺傷力を抑えていたのはなぜか?

あくまで「生け捕り」を本来の目的としていたため・・・と言えば説明できるかもしれないが、このあたりの心境は理解しがたいものがある。

さらに、これが変態で生まれる外殻ではなく人工物なのだとしたら、変態の度にどこから取り出していたのか?という疑問が生じる。

マルコスのアラクネバスター(棒)のようにバックパックに背負っていられるような体積ではない。謎が多いぞ慶次!

瞬速

ともあれ、これでようやく真の力が解放されたぜ・・・的な絶好の中学二年生シチュエーションでアミリアにカッコ良いところを見せたい慶次くん。当然フルスロットル!

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ジャブで牽制するとシャコ型は対応できずクリーンヒット。続く電光石火のワンツーで顔面を切り裂き、間髪をいれず左アッパーで眼球をえぐり出す。たまらずステップバックして逃れようとするシャコ型。

だがそこにはマルコスらがリングロープを模した柵を張って待ち構えており、追い詰められたシャコ型のアゴを慶次が右フックで撃ちぬいてKOである。ズシャアと音をたてて尻から地面にキスするシャコ型テラフォーマー。爽快!

アミリアを守るために本気を出した慶次を見て、西(シイ)がちょっと妬いていた。自分と相対した時も共闘した時も本気ではなかったのに、あんな小娘のためにムキになるのかと。

そんなイカ娘のかわいい嫉妬をよそに、羽毛の如く軽やかで美しい慶次の快速勝利にポケーと見とれるアミリア。(彼女は前号から引き続いて左の横顔しか描かれていない・・・)

周囲には地表を黒く染め上げるほどの数のテラフォーマーが取り巻いているのだが、彼らは手を出さないようだ。シャコ型の指示によるものなのだろうか?

「さあ行くぞ 走ろう」

夕日ヘ向かって再びダッシュを始める慶次らであった・・・。

つづく

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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