テラフォーマーズ ネタバレ感想

(23)AN ENORMOUS INEFFECTIVENESS オーバー・テクノロジー

中国軍の人工島から脱出した潜入チームと米軍スペイシャルズ。ミッシェルと燈は中国軍のジェット機で。それ以外のメンバーと拉致被害者は船で。

だが一人、島から脱出せずスニーカーズの乗る球体…「ノア2号」に殴り込みをかけた男がいた。本郷である。本郷の妹が実験の結果として産んだ赤ん坊、その子をインヴォーカーは胸に抱いている。どうやら本郷はそれを取り戻したいようだ。

通常のレベルを超えて過剰変態しバッタの形態に近づいた本郷へ、スニーカーズは仮面の男をぶつける。本郷の脚力から放たれる回し蹴りをピタリと止め、その刹那に正中線五連撃を叩き込む。よろめき、たたらを踏んだ本郷をファティマが受け止め、彼が侵入してきた窓から外へ放る。

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妹の子をすぐそこに見ながら手は届かず、本郷はスニーカーズが乗る球体から人工島の対空シールドへ落下。耳障りな音と共に血煙が上がった。

仮面の男を操る原理は凱のアリタケ能力によるゴキブリ支配装置と共通らしく、単純な命令を信号として送ることで本人が自律的に動くようだ。つまり先ほど見せた空手の所作は本人が体得しているもので、一挙手一投足を外部から操作しているわけではない。

本郷を振り払い自由となったノア2号は、本来の目的を思い出す。逃げた燈とミッシェルを捕獲することだ。2人の乗るジェット機はすでに沖縄上空を抜けグアムを目指しているらしい。・・・公には存在しないはずの中国軍機で。

追う側のファティマはノア2号の反物質エンジンを起動、わずか数秒で燈たちに追いすがると重力制御でジェット機を空中にて拘束。搭乗員はすでに脱出した後だが、この付近の海上を漂っているに違いない。スニーカーズが燈たちを捕まえるのは時間の問題かと思えたが、そこへ高速に飛来するボール大の物体があった。

前触れもなく窓から飛び込んできたそれはノア2号内部の天井に突き刺さる。バルスグレネードだ。マイクロ波によって電子機器を焼き、爆破することなく機能を停止させることができる。これによってノア2号の機能は一部故障した模様だ。

ボールを精密に投げることができる能力者といえば…アレックス・カンドリ・スチュワート。観測手は円偏光まで見える超視力の主・鬼塚慶次だ。彼らの居場所は定かでないが背景に建物が見えるので陸地と思われる。そこから公海上までパルスグレネードを投擲するというのはいかにMO手術といえども…しかしまあ反物質エンジンなど何でもありな世界なので野暮はよそう。

貴重なサンプル2人を目前にして、スニーカーズはどう出るか?

つづく

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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