テラフォーマーズ ネタバレ感想

(26)THE FORTUNATE PEASANT 助けられた男

クジラの背に建物を乗せた「艦隊」が、人工衛星から観測できる規模の群れをなして太平洋を日本へ向けて進んでいる。

この緊急事態の一週間前、蛭間一郎総理大臣が重体のため日本政府は内閣総辞職しており、政治的な空白が生じているのだった・・・。

暗殺未遂

人工島での作戦が行われる数時間前、パーティ会場から料亭への移動中に階段でSPもろとも転落する蛭間。

SP3人は口から血を吐いており、ただの転倒ではないことは明白。蛭間は意識があるものの、うずくまったままだ。

そこに慌てて駆け寄る若手の官僚。その名を松崎圭太という。

今日が初対面だったが、蛭間はこの事態を見て松崎が中国軍の刺客であることをすぐに察し、体当たりをぶちかまして反撃行動に出る。

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松崎はコンクリートの壁がひび割れる勢いで背中から叩きつけられ大ダメージを受けるが、不意に蛭間も意識がゆらぎ崩折れてしまった。

松崎の口からは「接近により蛭間の体格による想定を上回る量をぶち込めた」という言葉が漏れる。チョウセンアサガオのように幻覚物質を生成するタイプなのだろうか。

蛭間はクリプトビオシス(仮死状態)に入ることで物理的なダメージ以外をほぼ遮断することができるが、すでに入ってしまった毒はどうしようもないため、松崎によれば蘇生できるかは五分との見立てだ。

刺客としてはそれなりの成果を挙げた松崎だが自分も瀕死のダメージを受けており、自力での脱出は困難。

死を覚悟した時、そこに何者かが現れる。「彼女」は服をすべて脱ぎ捨てて透明化しており、松崎を回収に来たらしい。姿は一切見えないが、イカの擬態能力をもつ西(シイ)だろうか。

 

そのような経緯で蛭間が病院で治療を受けている間に、テラフォーマー率いる「艦隊」が襲来した。

副総理は事態が飲み込めず右往左往するばかりで、飛行型テラフォーマーによる宮崎への先制爆撃を看過してしまう。

兄の蘇生を信じ、ベッドに横たわる蛭間へ水をかけ続ける六嘉。その祈りが通じ、蛭間はガバと身を起こす。

表皮に水を与えられたことによってクリプトビオシスが解けたのだ。

つづく。(次号休載 再開は10/27)

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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