テラフォーマーズ ネタバレ感想

(38) SOFT AND HARD 鉄のハート

力士型テラフォーマーは風邪村の弓の一射で即死したもよう。

 

場面転換。サムライソードが相対したテラフォーマーはウロコタマフネガイ(スケーリーフット)と呼ばれる巻き貝をベースにしており、体に硫化鉄を纏うという特徴がある。要するに硬い。

南極大陸にある中国の調査隊基地を荒らしてサプリメント類を大量に手に入れたテラフォーマー軍は、火星で人類と戦った時よりも豊富な栄養によって身体機能を増強しており、当時は実現できなかった形質を獲得しているようだ。

サプリに英語で書かれたラベルを見て納得するなど、さすがに無理のある表現が気になるところだが、本作においてはどんな現象も「テラフォーマーの学習能力すげえ!」で納得するしかない。

極寒の大地を裸で歩き、ダンボールに詰まった栄養機能食品を運ぶ下っ端のテラフォーマーたち。その奴隷労働のかいあって、ウロコタマフネガイ型個体はサムライソードの剣戟に傷一つ負わず、戦闘中も余裕でサプリを取り出しボリボリと噛み砕いている。

衣服のあちこちをいい感じに斬られたサムライソードは、過去に妹と共に宿泊先で誘拐・強姦(未遂?)にあった時のことを思い出してアドレナリンが大爆発。殺してやるァァと絶叫するもののその剣は敵に届かず、逆に額を割られる。

死んだ!と思った瞬間、人間とは思えない速度でレスキュータックルをかましたのはギャラリーのおじいちゃん。なぜかラガーシャツを着込んでおり「偶然浜辺で敬老会ラグビーの練習中だった」とでも言わんばかりの風体。テラフォーマーが剣を振り下ろすのを見てから駆け込んでサムライソードをかばうなど、常人の反射速度と走力ではない。

さらにのんびり母子連れで見学していたアホ家族の子がテラフォーマーへ殴りかかり、お姉ちゃんをいじめるなー!などとポカスカ抵抗を始める。老人といい母子連れといい、なぜ避難せずこの場に残っているのか全くもって理由は不明だ。

テラフォーマーがその子を軽く撫でようと右腕を振り下ろしたその時、ドンドンドンと重量感のある衝撃音を響かせて、複数の物体がテラフォーマーに突き刺さった。

サムライソードは晴れがましい笑みを見せつつ髙橋という名を呼び、礼を告げる。どうやらこの拳大の物体は髙橋なる人物の専用武器らしい。

ジャパンランキング4位、髙橋舜。通称「ピラニアンローズ」、手術ベースはマッコウクジラとのことで、次回は彼が活躍することになりそうだ。

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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