テラフォーマーズ ネタバレ感想

(39)AN OUTSIDE ASTOROLOGY 大地と易

スケーリーフット型個体の硬い鎧を前に、剣術による攻撃を主体とするサムライソードは分が悪かった。

助っ人として登場したのは髙橋舜で、マッコウクジラの能力と空を飛ぶ専用武器を持っている。

彼の武器は音力発電によって飛翔し、舜の声を受けてどこまでも飛ぶ。マッコウクジラは哺乳類の中でも特に大きな声を出すことで知られており、音波そのもので獲物を気絶させるほどだという。

音を受けて推進する仕組みのため、テラフォーマーが持つ尾葉センサーの感度を狂わすことができるらしい。この辺の理屈はまともに考えるだけ無駄なので、そういうことにしておく。

というわけでスケーリーフット型個体の防衛センサーをかいくぐって体を絡め取り、動きを封じることに成功した髙橋。テラフォーマーが苦し紛れに放った正面斬りを無刀取りにしたサムライソードは素手でゴキブリ胸部の装甲をバリバリと剥ぎ取って、自らの刀を突き立てる。戦闘終了だ。

その頃には日本各地の防衛戦もほぼ片付いており、沈静化へ向かっていた。襲撃したテラフォーマー軍の総数はおよそ5万。防衛に参加した49の国と地域からなる国連軍の死傷者は390、日本の民間人の死傷者は6500とのことで、襲撃の規模に比してかなり被害は抑えられたという総括らしい。

髙橋の推察によれば、テラフォーマーたちは正面突破が目的ではなく、隠密の別働隊が技術を盗みに動いているはず。その現場へは染矢が単身バイクで向かっていた。

つづく

 

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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