テラフォーマーズ ネタバレ感想

(40)THE END OF THE CENTURY 聖なるものに飢えたもの

多国籍軍の助勢やモグラ族、風邪村、サムライソード、髙橋らの活躍により海岸の防衛線はなんとか持ちこたえ、内陸まで浸透したテラフォーマー軍も徐々に海岸線まで押し返されていた。

問題は、人類vsテラフォーマー軍の戦争は交渉で終わりにできないことだ。相容れない種同士の生存競争は、国際条約や貿易協定では落とし所を探ることができず、基本的にはどちらかが滅ぶまで続く。

休戦があるとすれば戦力や兵站の窮乏により物理的に継戦能力が失われた場合であり、それは同時に致命的な隙を見せることでもある。

それ以前に、魂のあり方として(本能的に)人類とテラフォーマーは互いの存在を許すことができないだろう…

というような解説が作中ではされているのだが、スニーカーズはインヴォーカーと協力して海上プラットフォームの実験施設を管理していたので、人類とテラフォーマーズの間ではすでに意思の疎通や交渉が行われている。「知能や理屈はどうあれ、相手を見たら本能的に殺すしかない」という解説はそもそも矛盾しているように思うのだがいかがだろうか。

 

さて、そもそもなぜテラフォーマーたちが一斉に日本を目指したのか? その理由について語られ始めたのだが、要約すると「王が臣下をここに住まわせてやりたいと思う、恵まれた土地だから」らしい。

相変わらず何の説明にもなっていないが、いち読者としては慣れきっており特に感慨はわかず「ふーん、そうなんだ」としか言えない。

 

一方、ゴビ砂漠の某所地下施設へと軍用車で向かった蛭間一郎はそこで中国軍の手中に落ちた小町小吉との再会を果たしていた。

つづく

※2017年秋頃まで、原作者の病気療養のため休載

貴家先生にはしっかり頭と体を休めて頂くと同時に、納得の行くシナリオを練り込んでいただきたいと思います。
再開を楽しみにお待ちしています。

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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