テラフォーマーズ ネタバレ感想

(5)THE CORPORATE WARRIOR 企業戦士

テラフォーマーの巣を探しだすため東京地下の水路で調査を開始した膝丸燈。
彼がそこで出会ったのは、地下で暮らしながらテラフォーマーを狩るモグラ族のリーダー、斉藤翔。
小学校の同級生でもあった二人は拳を交え、燈が勝利。
そこへ現れて翔を撃ったのは、アリタケの胞子でテラフォーマーの群れを操る中国軍人と思しき男だった・・・。

地下水路

誌面の解説によるとこうだ。

21世紀から盛んに行われた大規模な治水工事の一環として、都市型の大規模地下水路の建設がある。
アスファルトで覆われてしまったことで地面が吸水性を保てなくなり、雨が降ると家屋が冠水するようになっていたため、それを補うために大規模な下水道が整備された。
27世紀になってその水路は一層規模を拡大、複雑化し、あらゆる場所へ張り巡らされている。

幸いにして27世紀まで日本は壊滅的な首都直下地震がなかったか、仮に災害に見舞われていても元気に復興しているらしい。
水路という割に燈が進んできたトンネルは全く水が流れていないが、降雨による増水時にのみ使われるのだろうか。

それはともかく、この地下水路を利用することでテラフォーマーたちは監視カメラに映ることもなく数を増やし、あらゆる場所へ移動して作戦行動を取ることが可能となる。
何もゴキブリに限ったことではなく、現に中国の工作員がちゃっかり跋扈しているところを見るに、日本の危機管理体制は数百年経ってもあまり変化していないようだ。

中国軍が地下に展開している目的は定かでないが、それはそれとして膝丸燈の捕獲はまだ諦めていないらしい。
U-NASA中国支部の施設で雷(ライ)と呼ばれる研究者が燈と地下で遭遇したことを僥倖だと漏らしている。
火星と同じく、見えない場所でこっそり拉致してしまおうという魂胆だ。

燈は得意の糸を使った戦術で応じるが、アリタケで操られたゾンビゴキブリはナイフで武装しており、糸を簡単に切断してしまう。
どうやら苦戦は免れないようだ。

決起

寝た子を起こしてしまったと言うべきか、燈はテラフォーマーの巣に近づきすぎた。
中国軍のソンビテラフォーマーと戦う燈の姿を見て危険を察知した地球産のテラフォーマーたちは即座に行動を起こし、人類に対し表立った作戦を取ろうとしている。

その手始めに通信施設の占拠を企てているようで、洋服・帽子で変装したテラフォーマーが電波塔の管制室へ向かっていた。
格好は人間のそれだが顔がどう見てもテラフォーマーなので、なぜ入場後に怪しまれず普通に歩けているのか甚だ疑問ではある。
一般人が大勢いるフロアに管制室の入り口があるというのも不自然だが。

160414-01

ドアに近づいたテラフォーマーを呼び止めたのは一警護の制服を着た警備員だ。
彼の名は染矢龍大。昔は「染谷」だったような気もするが筆者の記憶違いかそれとも誤植か。

本作第二部(火星編)では登場シーンの記憶が「バーの入り口で突っ立ってグラサンと雑談してるバンダナ男」くらいしかない。
ほとんどの読者は彼の名前など覚えていないだろう。ちなみにグラサン男の名前は日向強。
二人セットでヤムチャもしくは本部以蔵のポジションを担当してくれていた。

その彼がテラフォーマー相手にどう戦うのか、次号につづく。

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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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