テラフォーマーズ ネタバレ感想

(1)SYMPTOM 変異

西暦2619年


バグズ2号計画の中止から20年後。

タイにある地下闘技場、金網デスマッチのリングでは
膝丸燈(ひざまるあかり)が賞金目当てに体長240cmの人喰い熊と
ルール無用のデスマッチを繰り広げていた。

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彼が賞金を欲しがる理由は養護施設で共に育った幼馴染、
百合子の臓器移植の費用を捻出するため。
彼女は原因不明の病気のせいで長期の入院生活を余儀なくされていた。

燈は熊を相手に善戦するが、やはり現実的には体格の差がありすぎる。
一瞬の隙を突かれた燈は右肩の骨を砕かれマットに大の字。
そこへ熊がのしかかり、生きながら燈を捕食する。

残虐ショーの決着。誰もがそう思ったその時、燈の体に異変が起こる。
傷はふさがり、頭からは短い角のようなものが生え、
指先からは5cmはあろうかという鋭い爪が伸びている。

絶体絶命の体勢から立ち上がり、熊に目潰しから旧式一本背負いを決める燈。
そして顔面を飛び蹴りで粉砕し完全勝利。
人間とは思えないその姿を見て、スーツの観客2人はあることを確信する。

 

火星への新たなる誘い


控え室では死闘を演じた膝丸燈とプロモーターが揉めていた。
燈が熊に勝つとは露ほども考えていなかったプロモーターたちは、
百合子の身柄をすでに売り渡していたからだ。

買ったのは先程のスーツ姿の観客。
彼らの正体は国連航空宇宙局(U-NASA)火星探索チームの総隊長、小町小吉と
副長のミッシェル・K・デイヴスであった。

燈のスカウトを目的としタイへ赴いた彼らだったが、
百合子を保護した時にはすでに手の施しようがない状態だったらしい。
燈に百合子は死んだと告げる小町。

そして彼はこうも言った。
彼女と同じ病気の子供達を救うために力を貸してほしいと。
百合子が死んだ病気の原因は火星から来た病原体。
その解決策を探るため、2年後に火星へ飛ぶ計画がある。

燈は小町の手を取る。
「行こう」

火星への旅が再び始まる。
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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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