テラフォーマーズ ネタバレ感想

(16)ANIMA 憧れ

マルコスの目に映るシーラ


火星へ向かうアネックス1号の中、恋バナに興じるマルコスと燈がいた。

幼なじみのままではいられないと燈。
百合子との関係がそうだった。
自分の体質を引け目に感じ、最後まで好きだと言い出せずに彼女は死んだ。
百合子は百合子で、自分の病気を燈に背負わせたくないと遠慮していたことだろう。

マルコスの答えは「憧れ」。
普通の恋愛感情や性的なステージはもう超越している。
自分が女に生まれていたらこうなりたいという尊敬の気持ち。
いつだって、マルコスとアレックスの隣にはシーラがいた。

 

そのシーラが、目の前で死んだ。
何の言葉も交わせず、あっという間に。
好きな男に想いを伝えることすらできず、無念を抱えて息絶えるシーラの姿を
マルコスはただ黙って見続けることしかできなかった。

「薬」を打ち、手術ベースとなったアシダカグモの能力を解放したマルコス。
拳の一撃でテラフォーマーの首を根元からぶち抜き、ちぎり取り、顔面を破壊し、
怒りと涙のあふれるまま次々とゴキブリを駆除していく。

アシダカグモが2、3匹いれば家に住み着くゴキブリは半年で全滅するという。
非常に獰猛な性質をもつアシダカグモだが、スタミナはそれほど多くない。
息が切れたところへ、オオスズメバチへ変態した小町がフォローを入れる。

火星へ来た目的はAEウイルスの調査であり、テラフォーマーのサンプルは生け捕りが望ましい。
だから手当たり次第に殺して回るマルコスの行為は本来咎められるべきものだ。
小町は20年前の自分の姿をマルコスに重ねていた。
到着したばかりの火星で出会い頭に秋田奈々緒を殺され、怒りと悲しみに狂った自分を。

小町はマルコスらに、この場のゴキブリを全て殲滅する命を下した。

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ミッシェル、迎え撃つ


一方、ミッシェル班。
20匹以上のゴキブリを見ても動じるどころか、自分が片付けるから下がっていろと言うミッシェル。
あくまで冷静で、余裕の態度だ。どれほどの実力があればここまでの自信が産まれるのだろうか。
コートを脱いだミッシェルが戦闘態勢に入る。

 
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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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