テラフォーマーズ ネタバレ感想

(30)DER ZITTERAAL 電撃生物

コートに隠された素顔


アドルフのコートの下から現れたのは、口元の皮膚が大きく裂け歯がむき出しになった顔。
そして全身のいたるところに仕込んだ手裏剣だった。

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テラフォーマーに対し銃火器を用いることは許可されていない。
効果が薄い割に強奪された時の危険が大きすぎるからだ。

手裏剣のような道具であれば、テラフォーマーがそれを奪ってもただの手裏剣にしかならない。
だがアドルフがそれを用いることで最大限に電撃の能力を活かす兵器となる。
そのため

  • ランキング15位以内

  • 己の能力や技術を最大限に活かすもの


これらの条件を満たせば武器の携帯が許可されるようだ。

 

アドルフは的確な投擲で手裏剣をテラフォーマーの胸に打ち込むと、無造作に歩み寄る。
ゴキブリの輪の中心で、彼は雷神の如き電撃を放つ。
アドルフの手術ベースはデンキウナギ。
獲物や敵を殺傷する目的で進化した強力な発電器官を持つ、電撃生物である。

テラフォーマーの胸に打ち込んだ手裏剣は避雷針の役目を果たし、
効果的に電撃を吸い寄せる。
その電圧で食道下神経節(テラフォーマーの身体コントロールを司る部分)を直接焼き、
生きたまま群れを行動不能状態へ追いやってしまう。

アドルフの追想


一瞬で6匹を倒すほどの強力な電撃を放つアドルフだが、その電撃は当然自分自身にも害を及ぼす。
全身にアースを埋め込んでいるものの、それでカバーできない部分は皮膚が焼けただれてしまっているのだ。

アドルフは敵と戦いながら、かつて実験台としてモルモットにされていた頃を思い出していた。
人生を変えるきっかけとなった出会いの記憶を-。
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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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