テラフォーマーズ ネタバレ感想

(41)JET! 神風

160cmのツバメ


速く飛べる鳥をそのまま大きくしても同じようには飛べないのは航空機力学の常識だ。
しかし三条加奈子はMO手術の賜物として強化アミロースの軽い甲皮と鳥類の筋力を兼ね備え、
そして人類が作り出したエアロパーツで補強している。
これにより彼女はハリオアマツバメの特性をそのまま活かすことができるのだという。

トップスピードに加速した加奈子をテラフォーマーは目視することができず、
その翼のカッターであえなく首を切断される。
常に空で生活する生き物は火星におらず、テラフォーマーたちがそういった相手を知らないのも戦局に有利に働く。

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ゴキブリは20~30匹ほどいたが、加奈子の活躍でその数を半分以下に減らし
ようやくまとまった行動で反撃にでる。

網だ。

加奈子はその直線的な軌道を読まれ、空中へ広げた網に自ら突っ込んでしまう。
地面に墜ちたツバメは落ち着いて「それ」を待つ。

相棒アラクネバスターを手にし、
軽快に走りこんできたマルコスが加奈子の近くに立つテラフォーマーをねじ伏せ、突き刺す。
マルコスは余裕の笑みだが、実はシーラが死んでから数時間程度しか経っていないことを考えると
読むたびに少し違和感が残る。
メキシコで人の死に慣れすぎているせいだと解釈することもできるだろうか。

ともかく、この二人がいれば穴の上の脱出機と隊員たちは守れそうだ。

 

穴の底


火星は夜になってしまった。
崖の上では火が燃えているが、穴の底は暗い。
鬼塚慶次はその暗がりの中でクロカタゾウムシの重いパンチを避け続けていた。
空振りし壁に拳の跡が残るほどの豪腕。

「・・・見えるよ」

静かにテラフォーマーを見据える慶次。その実力の程は?

 
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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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