テラフォーマーズ ネタバレ感想

(50)EVOLUTION CRISIS 進化の雛形

合流を果たした日米合同一・ニ班。
ロケット燃料の爆撃から生じた炎の中、
ニジイロクワガタ型テラフォーマーの甲皮による迷彩効果により敵を見失うミッシェル。
ジャレッドは片足を失う重傷を負いながらも、
その能力によって敵の位置を特定することを申し出る-。

ミッシェル


ザ・ファースト…「奇跡の子」とミッシェルは呼ばれていた。
アネックス計画の前身であったバグズ2号計画の艦長、ドナテロ・K・デイヴスが手術後に遺した子。

人類が本来持ち得ない免疫許容臓(モザイクオーガン)を生まれながらに持ち、
親のバグズ能力(弾丸アリ・パラポネラの筋力)を引き継ぎ、
追加のMO手術まで必ず成功する夢の新人類。
彼女のような存在を人為的に量産することができたなら…
軍事的な価値は計り知れないものになるだろう。

ドイツでのアドルフを使った「実験」は失敗した。
それも不倫による妊娠という不本意な結果でだ。
27世紀の遺伝子工学でも成功しない、MOの親子間での引き継ぎ・・・
それを為せるのは科学ではなく、愛情の力なのかもしれない。

シャチのソナー能力を持つジャレッドの力により、
ミッシェルはニジイロクワガタの位置を特定できた。
隙をつきクワガタ特有の挟み付けで万力のようにミッシェルを締め上げるテラフォーマー。
だが-。

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それをやすやすと腕力で開いてのけるミッシェル。
揮発性の液体を毒霧攻撃のように相手の顔に吹きかけると、まもなくゴキブリの顔が炸裂した。
彼女がMO手術で身につけた爆弾アリの能力だ。

ニジイロクワガタをほぼ無傷であっさりと片づけ、ジャレッドの巨体を軽々と担ぎ上げるミッシェル。
アネックスに乗り組んだオフィサー最強の一角であることは疑いようがない。
多くの国が彼女と同じものを造ろうと試みたが、その尽くが失敗している。

だが、その成功例がいた。
膝丸燈。
人工的に生まれつきMOを持った子を造ることはできる。
その事実が各国の動きを加速させた。
燈と、燈を造った技術を巡る謀略が地球と火星で渦を巻きつつあった・・・。

 
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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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