テラフォーマーズ ネタバレ感想

(53)MASTER 男たち

シーラを亡くした男たち


テラフォーマーの襲撃を払いのけ、ようやく合流した日米合同一二班の脱出機。

アレックスがゆっくりと機体から降りてくる。

こちらへ向かう途中、彼は脱出機の上から双眼鏡で探していた。どれだけ探しても見当たらない、その理由はひとつしか考えられなかった。

小町とマルコスは各々が自責の念に酔い、アレックスへ謝罪しようとする。小町より先に飛び出したのはマルコス。アレックスの目の前で地面に手をつき土下座だ。シーラを死なせたのは自分のせいだと。

アレックスはそんなマルコスを一発殴ると、お前が殴って欲しそうだから殴ったと言う。
マルコスは罵倒され殴られることで救われようとしたが、アレックスは安い贖罪に使われることに応じなかった。

自分たちがまっとうな人生を手に入れ、地球へ生還しシーラの墓前にそれを報告するため、今なすべきことは泣くことじゃない。
そういってマルコスの肩を抱くアレックスは健やかな強さを持っているように見えるが、目の前でシーラが死んだわけではないのでまだ現実感がないだけとも思える。

そんな彼らを後押しするかのように、火星の夜が明ける。
日米合同班の一日の成果はテラフォーマーサンプル207体捕獲、損失は死者11名。
地球からの回収船が来るまで38日半であった。

 

蛭間一郎


U-NASA本部の前では複数のパパラッチが「会議」の噂を聞きつけ、特大の望遠レンズで覗き見をしていた。

そこへ現れたのはアメリカ大統領、グッドマン。最高権力者が自ら議場に乗り出すという事実が、特ダネの期待をこれでもかと高めてくれる。

 

同じ議場には蛭間一郎も参席している。その肩書きは「日本国 第502代 内閣総理大臣」であった。

53_1

どうやらバグズ2号で外部勢力と内通し破壊工作を行った裏切り行為は不問にされたらしい。
38歳で総理大臣にまで上り詰めるには相当汚いこともやってきたと思われるが・・・?

 
広告

週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

Return Top