テラフォーマーズ ネタバレ感想

(60)THE LIFE FROM DEVILISH 悪魔生物

裏切りが発覚した中国班の懐へ単身乗り込んだ小町。タイマンに持ち込み躊躇なく劉に毒針を叩きこむが、劉は奥歯のリモコンで自分の腸に埋め込んだ薬のカプセルを作動させし変態。部下に自分ごと小町を撃つよう命じる。

 

劉の解説パート


中国班のメンバーは経歴・ランキング・手術ベース・工作の目的・・・その全てを隠していた。

そして彼らの手術ベースは対人戦闘を想定して選ばれている。

劉は手術ベースをアナコンダと偽りランキングこそ44位に甘んじていたが、その実態はヒョウモンダコ。地上最強の神経毒を持つデビルフィッシュである。

 

劉は触手で小町の両腕を締めあげ、部下たちは命令通りに班長ごと小町の足を撃ちぬく。両脚を撃たれ耐えられずに転倒する二人。だが劉の足はすぐに再生を始める。痛くはないのだろうか?

 

小町小吉の死


立ち上がり小町を見下ろす劉。艦長を人質に取りミッシェルと燈に投降を呼びかける腹づもりであったが、意外なことに脱出機が2台とも小町を見捨てて高速で離脱を始める。

自分には人質の価値はない、部下たちにはやるべきこと・・・距離を取り、戦力を整え、作戦を立て直す・・・が見えていると吼える小町。その様子から単なる虚勢ではないと察知した劉は、小町自身に治療と引き換えに交渉に協力するよう持ちかける。

薬が切れて変態が解け、血を失って毒が回り、うつろな目で呼吸を荒げる小町であったが、死に瀕してなおテロリストとの交渉には応じることはなかった。

 

相変わらず冗談ばかりだなと苦笑する小町に、ああ冗談だと劉が返した刹那、固定砲台が火を吹き小町の頭に、心臓に、全身に無数の穴を穿った・・・!

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全身から血を流してボロクズのように地に伏した小町の亡骸に軽く嘆息し、脱出機との交信を試みる劉。人質作戦が失敗した以上、もはや実力行使しか残されていない。

 

 

その様子を見ていた紅(ホン)はある違和感に気づく。あの固定砲台は静止した対象も攻撃できる仕組みだっただろうか・・・? なぜ爆(バオ)は小銃でなく固定砲台を使ったのだろうか・・・?

なぜ? その答えを思いつくより先に西(シー)が明らかに緊迫した声で紅を呼ぶ。

「ガス兵器だッ!!!」

 

幻覚ガス兵器


小町の死はガスによって引き起こされた集団幻覚でした~(笑)

「いつからだ!?」「いつからオレ達は・・・」「幻覚を見ていた!?」

これがゼクレアトルのゼクさんなら「最低最悪の糞演出」などとこき下ろしてしまうところだろうが、ここまで清々しいブリーチのオマージュなら読者も笑って受け入れるしかない。

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あまりにも(ギャグとして)有名な藍染惣右介のセリフ。ジャンプで幻覚能力を使う場合はこのパターンの演出がお約束だが、テラフォーマーズではすでにピラミッド前で同じ手法を使っているため「またかよ!」と突っ込まざるをえない。

正気に戻った中国班メンバーたちは小町の姿がないことに気づく。そして同時にガスの濃度が明確に中国班員の殺害を目的にしていることにも。

 

ガスを撒いたのは当然、ロシア班のイワン・ペレペルキナ。幻覚物質はチョウセンアサガオの能力によるものだ。今回ようやく彼のフルネームと、ランキング10位であることが明らかになった。アシモフはどう動く? そしてローマ班は? 事態はさらに混迷へと向かいつつあった・・・。
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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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