テラフォーマーズ ネタバレ感想

(68)REGION 領地

ドイツ班のアドルフが命を賭して倒したテラフォーマーのリーダー。
明確なビジョンと高い統率力を持ちあわせた有能な個体だったが、すでに死亡をジョセフが確認している。

そして指導者を失ったテラフォーマーの群れは人間たちに積極的な攻撃を仕掛けてこないまま
散開した脱出機はアネックス本艦へ集まり、そこで中国班の裏切りにあう。
その後しばらく人間同士の内輪揉めで話は進んでいたのだが、
そこへ暗雲と間違うばかりの大量のテラフォーマーが襲来する・・・

 

強力な指導者が死に、しばらくは体勢の立て直しに時間を要すると踏んで中国班は行動を起こした。
今ならテラフォーマーの組織だった攻撃はない。あったとしても散発的な遭遇戦になると。

しかし想定外の早さで現れたゴキブリ軍と、想定外の速さを持つ新手の個体。
群れは空中で待機したまま降りて来ないが、地上にいるただ一体で人類の全員を相手取る。

個体の能力はトンボ。
日本原産オニヤンマの持つ高度な飛行性能と複眼による動体視力を持っている。

トンボは急発進・急停止・後退・旋回・ホバリングといった飛行動作を行うことができ、それをテラフォーマーの体格で実現できるとしたら…

多くのメンバーはトンボ個体に翻弄され、手足や触角を切断されていく。胴体を割かれた者もいた。
そして…

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切断した身体部位を戦利品として獲得するトンボ個体。
たったこれだけの切れ端で能力の移植が可能とは思いがたい節はあるが、アレクサンダーはかなり焦っている。

トンボ型は閃光のように上空へと消え、代わりに2体の影が地上へ降り立つ。
それはまだ若く体の小さな仔ゴキブリであった。

両手には石器ナイフを携えている。
先代のリーダーは彼らをはじめ多くの仔たちに文字を使った教育を施し、次代の戦力として育成していた。
奴は本当に有能なリーダーだったのだ。

そしてその早さを人類は見誤った。
この誤算は高くつく…そんな予感が戦場に立ち込めていた。

 
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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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