テラフォーマーズ ネタバレ感想

(79)STRATEGY AND TACTICS 武器と術

マイマイカブリの腕一本と引き換えに、予想外の銃撃を胴体へ3発浴びてしまった燈。

弾切れの拳銃を放り投げ、地に伏した燈へとゆっくり歩み寄るマイマイカブリであったが・・・?

 

八重子の通信


MO手術の研究材料としてミッシェルと燈の身柄を狙い、一ニ班の脱出機を追撃中の中国班車両。

そこへ二班脱出機の八重子から通信が入る。

内容はミッシェルと燈の座標、パラポネラ型のテラフォーマーを相手にしているという情報、そして自身の助命嘆願であった。

 

テラフォーマーの狙いも中国班と同じく燈の身柄。

それは奴らが文明の進歩のため繊維系の能力を欲しているからに他ならない。

このままでは燈が殺され、身柄はゴキブリに奪われる・・・だったらその前にいっそミサイルで燈ごとゴキブリを始末したほうがいいでしょ?

というのが八重子の「提案」だ。

裏切りの対価として彼女は目の前に迫ったテラフォーマーの脅威を排除できる。

 

劉と爆(バオ)は数瞬思案を巡らせるが、すぐさまミサイルは発射される。

そのミサイルが飛ぶ先にいるのはゴキブリではなく、八重子の乗った二号機だった・・・。

 

不発弾が運んだもの


八重子が買ってでた役割は、自分の乗った二号機の位置を中国へ知らせミサイルを引きつけること。

そして来るとわかっているそれをアレックスが投擲で迎撃し、空中で派手な爆発を起こさせて通信不能状態にあるジョセフへの「狼煙」とすること。

ちなみに中国班が妨害電波を出しているため、現在は基本的に全域が無線封鎖状態になっている。自分たちが使うチャンネルだけは確保できるようだが。

 

第六班のジョセフと合流し中国への反転攻勢をかけたい一ニ班は、救援要請の代わりにミサイルの爆発で自分たちの危機を知らせようとした。

ついでにミサイルの残弾数も消費させられる一石二鳥の策だが、肝心のアレックスの投擲はミサイルの急な軌道変更のせいで的をはずしてしまう。

避難が間に合わず死を覚悟した八重子。

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しかしミサイルは二号機に激突する直前で重心を崩し、やや通り過ぎた地面へ墜落した。爆発はしない。不発か?

 

燈は気づいていた。「あるもの」が自分の方へ近づいていることに。

銃撃の傷は深く、眼前にはマイマイカブリが迫っている。必死に宙空へ手を伸ばす。

それはなぜかミサイルに括りつけられていた。理由はわからない。ともかく糸を伸ばし、それを絡めとる。

飛来するミサイルから糸を使って剥ぎ取ったそれを右手に握ると、燈は膝を使い立ち上がる。

 

まんまと出し抜かれたのは劉 翊武。弾頭の爆薬は抜き取られていた。誰に? アレキサンダーだ。

爆薬の代わりに弾頭へ仕込まれていたもの、それはアネックスの武器庫へ保管されていた膝丸燈専用武器。

対テラフォーマー振動式忍者刀・膝丸であった。

 

その刀は常に特定の超音波を発し、燈本人はその位置を知ることができる…という意味不明な機能がついている。

糸を使ってぶん回すなど手から離して使うことが前提なのだろうか?

火星での武器携行ルールに則り、単なる振動ブレードではなく燈の特性を最大限活かせるもの、

かつゴキブリに奪われても相手に利することがない性質のものであるはずだが・・・

 

明らかになっていない生来の手術ベースの再生力のおかげだろうか。

「コイツがあればもう一本だけ・・・戦える・・・」

両手でしっかりと刀を握り、立って正眼に構える燈。

命をかけてアレキサンダーが届けた忍者刀、その切れ味は次号で!
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週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

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