テラフォーマーズ ネタバレ感想

(93)NO PLACE TO HIDE 群体

ジョセフと戦い敗れたはずの爆(バオ)が、地下トンネルを急襲!

不意を突かれたマルコス・慶次らは・・・?

 

地下の爆(バオ)


マルコス・慶次と書くたびにニコラス・ケイジを思い出してしまうというのはこの際どうでもいい。

完全防護服で現れた第二の爆。アネックスを襲うため地下トンネルで待機していたマルコスらの前に天井をぶちぬいて降下。

銃撃で非戦闘員を始末しジェットらへ報告。彼らは劉 翊武との合流を目指し、地下のメンバーは爆と紅(ホン)に任せた様子。

 

損害がでた日米班。煙管型の薬で変態した慶次が必殺シャコパンチでもう一度天井を崩し、落盤のドサクサで脱出。

地上に出て比類なき俊足を奮い息つく間もなく爆を瞬殺するマルコス。連打からの首折りで爆は即死だ。

やったか!?

 

→やってない。

爆の死体を見下ろすマルコスの背後からさらに別の爆が、ペギー(ハリモグラ)を人質にして立っているではないか。

一体何人いるんだ・・・

 

本多博士の手術


元来、バグズ手術とは人に虫の器官をオプションパーツとして取り付け、毒や甲皮を戦力として用いるための強化手術だった。

20年前にバグズ2号計画の裏でサンプル強奪の計画を立てていた本多は、蛭間一郎にU-NASAには秘密のままネムリユスリカの神経細胞を移植し、クリプトビオシスという仮死状態になる能力を持たせることに成功していた。

これは単なる器官の移植には留まらない、次のステージの幕開けとなるものだった。

 

サンプル強奪計画が破綻し事が明るみに出た後、UNASAの責任者であるアレクサンドル・G・ニュートン(ジョセフのひいひいじいさん)は本多を前に協力を呼びかける。

そして両者の知識と技術が融合しバグズ手術はMO手術へと進化を遂げ、単なる物理的強化に留まらない様々な生物の能力を移植できることとなった。(ただし成功率は極端に低い)

その産物として紅(ホン)が持つ細菌型のような原始的な能力があり、爆(バオ)もまた原始的な生物が持つ細胞分裂的な能力を習得しているようだ。

クローンとして試験官で新たな生物を発生させるのと違い、爆の場合はそれまでの体格・記憶なども引き継いでいるように見える。命を簡単に投げ出すことができるという意味で、アイディインティティの崩壊がなければ兵士としてすこぶる使い勝手がよい性質なのは確かだろう。全く違う漫画だが「アクメツ」の主人公を思い出した。だが分裂した時点で自分は自分であり、他の個体が生きているから自分は死んでもいいと素直に思えるのかは疑問だが…。

 

朝日


爆に人質に取られたペギーは朝日が地平線から顔を出した瞬間に合図をすると、ハリモグラの能力で背中からトゲと出し爆をひるませ脱出。マルコスがカバーに入る。

防護服がトゲで破られてしまい、爆は紅に毒素の噴霧を止めるよう通信したようだ。

もう一度穴を掘るようペギーに指示するマルコス。

だが、そこにいるはずのペギーの姿はなく、代わりに・・・

テラフォーマーズ_ペギー

 

上空にはペギーの体を抱えたまま飛行する、オニヤンマ型テラフォーマーの姿があった。

 
広告

週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

Return Top