テラフォーマーズ ネタバレ感想

(105)SQ PENETRATION 勁と業

とにかく目の前のラーテル型テラフォーマーを排除しなければ始まらないと判断し、一時的に共闘することになった慶次と西(シイ)。

慶次の拳はまだ健在だが、ラーテルの毛皮に阻まれダメージを与えられない。西は中国武術の「通し」を使って内蔵を破壊できるが、細菌毒の影響が残っており力が出ない。

そこで互いの弱点を補いあおうというわけだ。

即席コンビ

即興の連携でペチペチ叩いたりしたがラーテルにはまったくダメージを与えられない。やはり外側への攻撃は無駄なようだ。

やはりこの敵を止めるには食道下神経節に通しを当てて破壊するしかない…!

集中攻撃を受けてうずくまる西。慶次は気力を振り絞って立ち上がる。

連携を取りやすくするため、自分の名前を知らない慶次に名乗る西。本名は西春麗だ。狙いすぎで浮いている感は否めない。

 

次の刹那、ラーテルの手刀が西の首を切り飛ばした。宙に舞うヘルメットが床に落ち、コォーンと軽い音を立てる。

中身は例によって透明化(ついでに全裸!)してすでにラーテルの前へ移動。そして慶次はシャコの超視力でそれが見えている!裸も見えている!

 

首を切り飛ばしたスーツの残骸が倒れない(※西がイカの触手で支えている)ことに気を取られたラーテルの隙をつき、慶次が背後から渾身の左ストレート。

呼吸を合わせて西は正面から食道下神経節へ発勁。完璧なタイミング。ラーテルの胸の奥からバキンと何かが砕ける音が響き、ガクンと膝が折れた。

それと同時に、精魂尽き果てた慶次と西もその場へ昏倒。裸のまま透明化が解ける西。ヒャッホゥ!固唾を飲んで(西を)見つめるウォルフたち。そして・・・

 

電波塔ハッキング失敗

カウントダウンは0:00を示した。

別に爆発するわけではない。マニュアル上、「汚染された地域に防毒スーツなしでいられるのは10分が限度」という根拠に基づいた表示なので、多少オーバーしたところで即死するわけではない。体重が軽かったりするともっと早く影響が出るかもしれないし、個人差が大きいだろう。ここから先はどうなるか分からない。一秒でも早く脱出をと促すウォルフ。

だが、そこにいるべき人物が一人見当たらない。

コントロール室のメイン端末の座席に、ひとつの人影があった。

鬼気迫る形相でモニターに向かい、いざコンソールを叩かんとするその人、アミリア。

ウォルフ、慶次、無駄にしないよ…そう心中でつぶやき、汚染された艦内で作業を続行する。

 

西は倒れ、爆(バオ)はアンボイナの毒でおそらくまだ動けない。紅(ホン)は人を殺したくない。

ラーテルを無力化し、当面アミリアを邪魔できるものはいないように思える。

あとは残留している細菌毒が回るのが早いか、ハッキングが終わるのが早いか。

無常にもカウントは進む。

 

つづく
広告

週刊ヤングジャンプで連載中の「テラフォーマーズ」に関する個人的な感想ブログです。

ネタバレには配慮しませんので、ストーリーを楽しみたい方は閲覧にご注意下さい。

Return Top